2013.12.19
行ってきました!さんま節工場
昨日発売になった「斉吉のだし」販売ページへ
の中心のさんま節を作って頂いている工場に見学に行ってきました。
工場は海のすぐそばで潮風が気持ちいい場所にあります。
さんま節作りは原料のさんまを大きな窯で茹でることから始まります。
原料のさんまは斉吉の純夫社長が脂が少なく抜群の鮮度のものを秋に買っておいたものです。焼いて食べるようなさんまとは違いスリムなさんまでした。
茹で終えたさんまは手作業で丁寧にせいろに並べられます。この時に隙間が無いように並べないと仕上がりにむらができてしまうそうです。
並べられたさんまは燻煙の大きな窯で燻されます。ここでも手作業でせいろを並べ替えたり中の様子を見たり、1回約2時間をかけて燻します。
原料のさんまの状態や、その日の天候にも左右されるそうですが少ない時で10回、多い時では20回以上もこの燻しの工程に時間を費やします。
本当に丁寧に作って頂いているなと感激しました。
燻煙材には広葉樹のナラの木と栗の木を使っています。タンニンが多く魚と相性が良いそうです。
こうしてさんま節が出来上がります。
さんま節は余計なものは入れずとても柔らかで優しい味に仕上がっています。
気仙沼発のさんまベースのおだしを是非全国の方に味わって頂きたいです。