2015.02.07
大島に行ってわかめとめかぶ見てきました。
こんにちは!今三陸は新物の海藻シーズンに入っています。
今回は先日、気仙沼大島でわかめの養殖を営んでいる小野寺さんのところに刈り取りの様子を見に行ってきたのでその様子を紹介します。
私たちも沖に出ての刈り取りの様子を見たのは初めてだったので写真をたくさん入れて行こうと思います。
朝、防水のかっぱに身を包んで出発です。大島へはフェリーで30分ほどかけて向かいます。
船から見る気仙沼魚市場です。こうして見ると横にとても長い市場だとわかります。
大島に到着しました。今回お世話になった小野寺かおるさんは以前、斉吉で一緒に働いていた方で「かおるちゃん」と呼ばれています。
いよいよ沖に出ます。ご主人が船で連れて行ってくれます。小型のモーター船を片手で自在に操る様子はかっこいいの一言です!
養殖場に到着。ブイが直線に並んでいます。1列200mくらいの長さがあるそうです。これが何十本もあります。
列に沿って養殖のロープが張ってあり、そこにわかめがくっ付いてゆらゆらしています。
海の色がとてもきれいな緑色です。この色は海に栄養がたくさんあるということを現しています。
いよいよ刈り取り!ジャバジャバと海の中からわかめが姿を現します!
大きなめかぶ!めかぶはわかめの根っこの部分で独特の食感とねばり、豊富な栄養を含んでいます。斉吉の海鮮丼シリーズにも欠かせないめかぶです!
刈り取り体験。かなり重いです。船も波に揺られて不安定な状態での作業です。
刈り取りが終わって港に戻るまでお仕事の話、昔の話。貴重なお話を。
とってきたわかめは根っこのめかぶ部分と葉っぱのわかめに分けられて管理されています。
わかめの部分は潮風に干します。私たちも干し作業をお手伝いさせてもらいました。
陽に透かしたわかめ。生はこのような茶色に近い色です。海のパワーを感じる色です。
このわかめとめかぶが斉吉にやってくる日が楽しみです。
本当に全部見せて触らせていただいてとっても良い時間でした。
帰りのフェリーは定番の「かもめにかっぱ海老せんをあげるタイム」です。
かもめも慣れているのでフェリーが来ると海老せん狙いで集まってきます。
一気にあげすぎるとこのような大群になってしまいます。
大島のめかぶを使った「とれたてめかぶ丼」は毎年時期が近づくとお問い合わせを頂ける商品になりました。
こちらは間もなく発売になる予定です。どうぞお楽しみに。