2012.05.01
牡蠣やわかめの舞い踊り
こんにちわあーっ どどどどどっ
弾む元気な叫び声と一緒に うちの豪邸(笑)の階段を駆け上がる音声を聞いて立ちあがった 途端もう目の前に牡蠣の袋をいっぱい持って盛屋の一代さんがいました。
すごい勢いです「これ!見でっ 見でっ こんなになったの。真っ先に持ってきたよー
「うわああ すごいねえ すぐ食べでみっぺ」
ここまで話した頃 あや子さん(盛屋さんの中心人物 ばあちゃんです)がにこにこして階段を上がってこられました。
春先の雪解け水が海に入ると 牡蠣はきちっと身が入ります。冬に食べた時は 大きさは まあまあだったものの まだ海水を多く吸ってるなあという感じでした。身が入って ほんとに味が濃くなっていました。お二人とも本当に嬉しそうでした。
斉吉も ようやく盛屋さんの牡蠣で「炭火焼牡蠣のオリーブオイル漬け」復活させられます。待ってました牡蠣 ! 良くそだったね牡蠣 です
お客様も待って下さっています。斉吉のみんなも待っていました。
もうひとつ
大島の かおるちゃん家の天日干しわかめ。
電話から 喜んでいる顔が飛び出してきそうでした。「うちのわかめねっ 入札で一番の高値がついたの! 最高の評価だよ わたしねー「どうだっ」て感じで 台の上に上げたんだよ—」震災直後の大島の大変だったこと わかめ漁に使う船が流されたため 北海道から代船を買ってきたときのご苦労 家族みんなで 丁寧に 一枚一枚葉を広げて天日に干す作業のこと 低気圧が来てまた被害にあったこと たくさん見て聞いていました 本当に 嬉しい復活です
このごろは塩蔵が主流になりましたが天日干しは磯の香りとしゃきっとした食感そのままが残ります みよ子ばあちゃんがお嫁に来た頃から変わらない昔からの手間暇のかかる手仕事です
鯛やヒラメの舞い踊り って有るけど こちらは今 牡蠣やわかめの舞い踊り です。
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