2014.08.27
「なめろう」はできたてで
初さんまの時期が来ます
ばっぱは 初さんまがくると、朝一番立派でなぷっくりしたさんまを大きな皿にのせて神棚に上げてから 家族に順番に拝むよういいます
そのあと夕飯を食べる人数分に塩をします。
塩焼きと同じくらい、真っ先に食べたいのが なめろうです
氷で良く冷やしたさんまを 三枚おろしにして 味噌と長ネギと一緒に包丁で叩くだけなのですが、なめろうの旨さは、思うだけでにっこりしてしまいます
ほんの少し生姜を入れても 七味唐辛子を入れてもいいのです。
これを 温かいご飯にのせて 醤油をたらり ワシャワシャ食べます
青ゆずの皮のすりおろしをのせるのも きっと良いです
残ったら そのままお椀に入れて 熱湯をかけ また醤油をたらり これだけで、うまーいお吸い物になります。これをすると いつも、さんまから出る旨みの多さにうなります。
簡単なので ぜひお試しください、三枚おろしが下手でもいいのです。だって包丁で叩いてしまいますから、形は全然心配ないのです
ただし なめろうは 出来立てに限ります。
まず鮮度抜群でなければなりません、それから、卸したてです
血合いはきれいなピンク色していますがを 味噌を入れて叩くと、間もなく身は赤身を増します。さあ、すぐ食べてください。
冷蔵庫に入れたりしたら、どんどん色も味も変わります。
さんまは焼きたてや 叩きたてに勝るものはないと思っています。