2024.06.11
日本ワイン・月山トラヤワイナリーさんとの出逢い
山形ワインバル
5月初旬
じりじり日差しが強くなってきた山形県。
かみのやま温泉で行われた「山形ワインバル」へ行ってきました。
気仙沼からはバスで向かったのですが、仙台から山形へ向かう満員のバス、
バスの中ではみんなが携帯で山形ワインバルのサイトを見ているし
ほぼ全員が、この山形ワインバルの会場で降車するし…。
初参戦・東北最大級のワインバルに胸が躍ります。
専用グラスを頂いてスタート…!
2024年の山形ワインバル。
今年は51のワイナリー、200種類以上のワイン。
そんな、数あるワイナリーさんが出店されるイベントの中でも、とても印象的だったのが、今回ご紹介する「月山トラヤワイナリー」さんです。
適度な酸味、後味がすっきりしていて、
食事に合わせて頂くのにとても良いなと思いました。
早速ですが、後日、お店に伺ってきました。
月山が見える、緑豊かな本当に気持ちの良いところ。
到着したときに、おお~~きく深呼吸をしたくなる場所です。
お店で出迎えて下さった、工場長の大泉奈緒子さんです。
月山トラヤワイナリーさんの歴史
月山トラヤワイナリーは寒河江市にある日本酒メーカー千代寿虎屋㈱が、
1982年から同社のワイン部門として「月山山麓トラヤワイン」の製造を始めました。
『ワインと風土は一体である』との理念に基づき、原料は全て地元産。
創業以来山形県産の果実にこだわり、輸入ワインや果汁は使わず、生のブドウや果実を使用しています。
周囲を山に囲まれた盆地の土地柄ゆえに、四季の季節感がはっきりしている山形。
そして昼夜の寒暖差が大きいため、果物に適度なストレスがかかり、
質の高い農産物が生産されています。
酸味と甘さのバランスが良いのが山形ワインの特徴です。
酒蔵の、日本ワイナリー
月山トラヤワイナリーさんは、寒河江市で酒造りを行っており、(千代寿虎屋株式会社さん)100年を超える歴史を有しております。
今のワイナリーがある建物は、日本酒の酒蔵として使われていた建物。
辞められる事となった笹島酒造さんの建物を継承し、月山トラヤワイナリーさんとして、ワイン造りも始まりました。
文久元年(1861年)に建造され、長く深い歴史が詰まった建物を、いまも、大切に繋いでいます。
お店の中です。
ワイナリーであり、日本酒の酒蔵だった場所。
趣深く、建物の隅々にも歴史が詰まっています。
『ワインと風土は一体である』との理念に基づき、原料は全て山形県産。
月山の恵みを大事に活かした日本ワイン、是非、お楽しみください。