2024.10.31
2024年11月 | うろかろって
食べ物のことがもっと知りたくてうろかろしています。
人類は何を食べてきたかという世界地図を見ました。
日本を含む東アジアは、主食が米でたんぱく質は魚。例えばヨーロッパは小麦と畜肉です。
そうか!米と魚の文化圏なのか
と基本のようなことがわかったら、今別々に見えている韓国料理と和食のベースは
どこか、相当似ているのかもしれないと思い始め
ワクワクが止まらなくなりました。
そんな時に韓国のソウルで、気仙沼の料理でワークショップをしませんかと
アンドレシピさんに声をかけていただき、早速実現したのです。
滞在中一日はぜひとお願いしてダソムさんのお母さんに韓国の伝統料理を教えていただきました。
魚でとお願いはしなかったのに、鱈のスープ(ブゴック)でした。うわぁ願ったとおり!
心が弾みすぎて、落ち着けと心の中で叫びました。
干した鱈を
水を振って湿らせてやわらかくします。手でちぎったら鍋にごま油を少し入れて軽く炒めます。
大根の太めの千切りも入れて炒めたら、水を入れて、鱈と大根が軟らかくなるまで煮ます。
長ネギを斜めに切ったものと生卵をあわせて、スープにしずかに回し入れ、カンジャンといわれる韓国の醤油で味をつけます。
あー身体に沁み込む優しい味わいです。
なんと日本の家庭料理と同じ組み立て。けんちん汁のような作り方です。
日本にも干した鱈(棒鱈)の伝統料理がありますね
本筋の気仙沼のさんま節のだしでのワークショップもみなさんにとても興味深く
美味しいと喜んでいただきました
ますますうろかろって歩きたいです。