お客様の声 ハロー斉吉セット

2025.01.31

「2025年2月 | なぜ?なに?どんな味」

幼稚園の年長組さんと

食べ物の学び合いの機会がありました。

 

気仙沼の海はすごいぞと伝えたくて、

今朝市場に揚がったばかりの魚を運んで、

夕べまで海を泳いでいたかもしれないと言いながら、

えらとわたの外し方をみせたら

ひとりの子が「かわいそうだ」と私に言ってきた。

そうか そうだよね

話は急に方向が変わり

人間はたくさんの他の生き物の命をいただいている話に。

どう?ほかにもある?

「うし!」「ぶた!」「かつお!」どんどん出てくる。

 

生の大根食べてみる?

「うん食べる」という子「いらない」という子。

食べた子が 「うえー甘い、 これドレッシングかけたらサラダだ」

ほかの子の手がどんどん伸びる ちょうだい ちょうだい

「えーにがい」「からい」「あまい」

子どもたちは自由

「どうして味噌汁に入れた大根はやわらかくなるの?」

わかりやすく伝えられず自分が躓く。

 

いつからか、人は周りを気にして、言えなかったり、

わからないことを恥ずかしいと思ったりするのだろうけれど

この自由で瑞々しくて、素直な心を失わずに大人になるには、どうしたらいいんだろうか

 

子どもたちの湧き出る興味と

向かい合って食べ物の話をするのは、たまらなく楽しかった。

興味のはしっこを捕まえて引き出してみたいし、食べ物に敬意をもってもらえたら、なんて

『あわよくば』を思う不純物デス

               

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