2012.07.27
「ぐっ」ときてしまう 旗
大型さんま船 第63幸漁丸の進水式がありました
気仙沼に一番たくさんの さんまを水揚げする ブランド船です。
気仙沼港の優勝旗を何枚も 持っていました。北海道様似町の八木田水産(株)の船ですが 休漁中 気仙沼湾で 昨年の大震災によって被災しました。
新造船となり すべて新しい船になって いま まさに進水する場面です。 去年は 漁に出られませんでしたが いよいよ今年は 漁期中に 間に合います
新船はこのように 造船所から海に下りる前に 神主さんに御祈祷していただき、 そのあと 船名を命名していただくのです
ですから初めは このように号数だけ付されています。
6・3 (ろくさん)と関係者から 親しみと尊敬をこめて呼ばれるこの船は 新しくなっても 第63幸漁丸です
私は 父からの遺伝なのか(笑)廻船問屋で育ったことが染みついているのか この 笹竹に船名旗 が揚がるのを見ると 「ぐっ」と来てしまいます。
もちろん 私なんかより ずっとずっと何倍も 何十倍も 感無量で眺められた 八木田社長やご家族 石見船頭 心から おめでとうございます! 本当に良かった
八木田社長は 震災直後の状況を見ても 不満など一度も聞いたことがなく 「また 一緒に がんばろう やるしかないべ」と言ってくださいました。
手前から石見船頭と 八木田社長です
もちまきです ぶれていてうまく伝わりませんが ほんとに船頭は かっこいいです
これは おまけ うちの会長 ケンイチ さんです 久しぶりのネクタイが七五三のようです
63幸漁丸は ケンイチが 北海道で 初めて お取引を頂いた 船でもあり 斉吉にとっては 本当に長い間のご縁です
今日は 素晴らしく 良い日でした