2011.04.28
斉吉の「吉」が残りました
先々代が作った斉吉の看板「吉」だけ残りました。 さすが 吉 です
津波の日から47日目 魚市場前にあった本店の2階部分だけが弁天町で見つかりました。ずっとがれき だらけで 重機が入るまで判らなかったのです。
右の建物が 昭和32年に先々代が建てた斉吉の本店の一部です
震災になって初めて見た 斉吉がお隣と接していた部分の壁の色です
去年の港祭りの写真です。
弁天連神輿は徒行を終えると、毎年店の前で神輿をもみ、その日は斉吉へ納めて頂いていました。
看板は大切なものですが 空気のように 当たり前にそこにあるものと思っていました。
斉吉の「吉」が残りました。本当にありがたいことです。
津波の経験と一緒に、ずっとずっと次の代も、また次の代も 長く大切にします。