お客様の声 ハロー斉吉セット

2011.12.17

魚市場前の自宅解体の日

今朝は 震災の日と同じように小雪が 舞いました。
偶然に 隣のマルツチのおんちゃんと息子さんの「大ちゃん」に会いました。

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隣は何日か前に解体が終わりましたが その時斉吉の みさお おばあさんのお位牌を見つけて 今の本郷の斉吉の住まいまで 飛んできてくれました。 後で聞いたのですが隣の95歳になるおばあさんは ここ1週間毎日 斉吉の母の夢を見たそうです そこにみさお おばあさんが歩いているのだそうです。なんだろう なんだろうと思っていたら お位牌がみつかったと。本当にありがたいことでした。

魚市場前大通りは 魚市場へ来る車がひっきりなしの道路に面していて お客様や 漁船員さんが 出入りし 隣同士も 【おーい】と言ったら もう すでに 上がり込んでいる といった 地域でした。斉吉の父は 隣の大ちゃんが子供のころ トイレから叫んで呼んだりしていました。(斉吉の男子トイレの窓が隣の庭に接近していたのです)
魚市場前の人たちは 夜寝るときにしか鍵をかけていませんでした。
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父は市役所の方 解体業者さん 必要なものを運び出してくださる業者さんそれぞれに 何度も 【お世話さんです】【お世話さんです】と90度のお辞儀をしていました
私には まるで 今日解体される家にお礼を言っているようにも見えて、久しぶりに 深く息をしながら 空を眺めました。

今朝は雪が舞っていたのに 気がつくと青空でした

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これは 蔵の中

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重機のはさみは 太古の首長竜の顔にように 目標を定め大きな力でさまざまなものを つまみます

父と母の願いで床柱と梁を はずして頂きました 次に建てる家に一本でいいから使いたい という事です

本郷の今の家に帰ったら 魚市場前の家の斜め向かいだった 千葉金のおばちゃんが 【おーい】といいながら すでに上がっていて 【宝くじ買ったぞー 三億 当だったら 一億 寄付すっかなぁー】と言っています【なんだべ 一億ばり 二億寄付しらいんや、ほんだけんと本当に当だった人って黙ってんだよね】【うるさいがら、あど帰らいん】相変わらずの他愛ないやりとりが 近所でなくなっても続いています。

               

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