2023.05.16
気仙沼魚市場での仕入れ風景
今日はゴールデンウィーク明けの気仙沼魚市場をご案内します。
写真多めで様子が伝わるように頑張りますー。
朝7時頃出動です
毎朝大体7時頃には市場に来ます。意外とゆっくりです。そんなに早くない。
前の晩から朝にかけて水揚げになった鮮魚が売場に並びます。
気仙沼魚市場にはベテランから啓志郎のような若手までたくさんの仲買人が毎朝通い、その日水揚げされた魚から入札する魚を見定めます。みんなと情報交換しながら今日も入札の締め切りが近づきます。
この日は雲一つない晴天。改めて気仙沼はきれいなところです。この時期は特に海のブルーと新緑のグリーンが鮮やかです。朝市場にいると気持ちいいです。
品定め
こんな感じでサイズ別に選別されて売場に並びます。
表面を軽く触ってみたりして魚の状態などを見定めていきます。いいの頼むぞー
ちなみにいつも我々が仕入れに訪れるのは気仙沼魚市場の中でも〈北市場〉と呼ばれるエリアで、大小様々な種類の魚介類が並びます。
花形のさんまやカツオ、まぐろやめかじきの売場はまた別のエリアになります。
北市場には何匹かしか水揚げが無いけど絶対ほしい魚や、旬の魚が毎日並ぶので毎日目が離せません。
計量も種類がいろいろで大変です。漁協の方、いつもありがとうございます
北市場は魚いろいろ
天然真鯛。活の状態で買うことができます。かっこいいです
通販サイトでも人気の毛ガニ。サイズ別にかごに入っています。たまに脱走してる人もいます。元気。
ギハギ 干物などでおいしい。
真ます。顔が小さくて良いですね。キラキラ
活の大きいヒラマサ。鼎斉吉では海鮮丼で人気の魚です。おいしいですよ。
しかし大変な暴れん坊で活で買うと〆るのが大変です!
スズキ。なんでも食べる魚です。解体するといろいろな魚が腹から出てきます。
刺身でも焼き魚にしてもおいしいです。
とれたてのイワシの水揚げも。鳥が狙ってますね。
いよいよ入札
品定めをしたら入札です。みんな入札していますね。
何年か前から気仙沼魚市場では電子入札になり、タブレット端末で入札になりました。
これによって入札の処理が早くなり入札から結果発表までが効率化しました。
あと、履歴が残るので入札価格を決めるにもとても便利です。
こんな感じで斉吉では毎朝気仙沼魚市場から直接魚を仕入れています。
当然ながら買い負けてほしい魚種が手に入らないこともあります。
国内屈指の水揚げ漁港である気仙沼にいることは改めてありがたいなと感じます。
気仙沼魚市場から活の魚を仕入れてその日のうちに商品に。こんな有難い商品作りをやってるのは斉吉くらいなのではないかとも思います。材料勝負ですからね!
さあ、今日はどんな魚が並んでいるのか!
最後の写真はたくさんのギハギにインスパイアされポール・スタンレーの真似をするシャチョー
「ソウデスカ」