気仙沼たより
斉吉の和枝専務が毎月頑張って書いているエッセイです。 ばっぱが書いている内容に合わせたイラストも味わい深いです。 百貨店での販売や通信販売でお買い物いただくと大体付いてくるので読んでみてください。 気仙沼弁が多いので読みにくいこともあります。
気仙沼たより2025.04.02NEW
2025年4月|また新しい春
工場の中から けんかしているの? と思うくらいの声で言い合いが聞こえています。 ひろみさんの声はいつも このほうがいいとか どうしてこうなっているのとか、のやりとりで 内容までは聞こえないけれど、私は「うるさいよ」と言っ… 続きを読む 2025年4月|また新しい春
記事一覧
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2016.04.01
のびのび
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2016.02.01
あとから来る者たち
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2016.02.01
雪の上に梅の花
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2016.01.01
元旦の御膳
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2015.12.01
めかじき-ふわっ
めかじきの美味しい時期になりました。寒さに凍るような早朝の気仙沼魚市場 100kgも200kgものめかじきが数百本も並ぶ景色は壮観です。この時期 見学デッキからもご覧いただけます。 近海延縄漁の水揚げは夜中23時ころから… 続きを読む めかじき-ふわっ
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2015.11.01
心から出た言葉
「純夫やーおめぇに買ってもらったベットは とってもあんべ良いやー寝やすいし おぢやすいーー 」父がお礼を言っています地元の話し言葉は文字にするとさらに難解。書いていて自分でも笑ってしまいます気仙沼の年配の人は 「き」を「… 続きを読む 心から出た言葉
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2015.10.01
さんま大きい、小さい、小さい
今年はさんまの漁が少なくて形も小さい新聞やテレビでも報道されています。一つには日本の太平洋側に回遊してくる前に、公海で他国の船が獲っているからだということも言われていますが、今年に限っては他国の漁獲状況も決していいわけで… 続きを読む さんま大きい、小さい、小さい
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2015.09.01
さんま船出船送り
八月十七日 今年も 気仙沼を母港にしている大型さんま船がこの日は15隻、漁のはじまりに向け次々に岸壁を離れました。太鼓の打ち囃子 伝統の大漁唄い込み さらに大音量の演歌が海に響き岸壁を埋める大勢の市民がそれぞれに振る気仙… 続きを読む さんま船出船送り
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2015.08.03
おがまいねぐ
東京の南青山たいしたおしゃれな場所です。表参道の駅から根津美術館へ行く道沿いは日本を代表するブランド、世界のブランドが贅をつくしたファッションのお店が並んでいます。美術館を左に折れて少し行くとほぼ日さんのTOBICHI(… 続きを読む おがまいねぐ
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2015.07.02
愛しの軽トラ・その3
山も田んぼもそこかしこ、みんな緑色の季節です4年前のいまごろ軽トラックに社長と二人で乗っていましたこれまでで一番長い距離を軽トラで走る日が続きました軽トラは普段ちょっと市場まで行くとか 工場から冷蔵庫まで10分とかそんな… 続きを読む 愛しの軽トラ・その3
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2015.06.03
師匠の落語に
三回目の「気仙沼さんま寄席」が終わりました。糸井重里さんがプロデュースする立川志の輔師匠の落語会です。 初めて落語を聞いたのは2011年の暮れ。文化とかけ離れた暮らしの私たちですが糸井さんから志の輔師匠の落語がたくさん録… 続きを読む 師匠の落語に
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2015.05.07
ばっぱの「ぼたもち」
昭和40年代誕生日というとバースデーケーキやプレゼントが用意され、お友達を誕生日会に呼んだりすることが気仙沼でも浸透しつつあった頃と思います母に、私の誕生日はどうずるの?と聞いたら「誕生日はプレゼントもらう日でないここま… 続きを読む ばっぱの「ぼたもち」