気仙沼たより
斉吉の和枝専務が毎月頑張って書いているエッセイです。 ばっぱが書いている内容に合わせたイラストも味わい深いです。 百貨店での販売や通信販売でお買い物いただくと大体付いてくるので読んでみてください。 気仙沼弁が多いので読みにくいこともあります。
気仙沼たより2025.04.02NEW
2025年4月|また新しい春
工場の中から けんかしているの? と思うくらいの声で言い合いが聞こえています。 ひろみさんの声はいつも このほうがいいとか どうしてこうなっているのとか、のやりとりで 内容までは聞こえないけれど、私は「うるさいよ」と言っ… 続きを読む 2025年4月|また新しい春
記事一覧
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2019.04.02
2019年4月|ちゃっちゃっちゃがみせる宇宙
「ちゃっちゃっちゃがみせる宇宙」 「孫ひとりにバカ7人」とか 「家の孫は家で良い。他(他家)の孫は他で良い。」 とか 地元ではそんなふうに言われているのをずっと前から聞いていますから 孫の話を外でするのはちょっと恥ず… 続きを読む 2019年4月|ちゃっちゃっちゃがみせる宇宙
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2019.03.01
2019年3月|道路が来た
道路が来た 35年も前、初めて買った小さい中古車で、気仙沼から仙台へ行くのに 3時間30分かかり、到着した時には、焦げたような臭いがして車はすっかり疲れているように感じました。 仙台までは気仙沼から佐沼をめざし涌谷 その… 続きを読む 2019年3月|道路が来た
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2019.02.12
2019年2月|大平原
大平原 北海道からおいでになる船主さんが、いつも 花柄の包装紙につつまれた分厚い箱のお土産を持ってきてくださいました。 やった! 中は六花亭さんの十勝日誌です。 祖母はいっぱいいる孫たちに「お客さんに先に出すんだがら、む… 続きを読む 2019年2月|大平原
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2019.01.01
2019年1月|縁起のエビ
縁起のエビ 新年あけましておめでとうございます。年が改まるのはありがたいです。 年が明けた清々しさの中で、今年こそはと自分自身と話をする絶好の機会だと思うからです。 年が明け、まず拝むのが、家の神棚です。 松の緑が新しい… 続きを読む 2019年1月|縁起のエビ
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2018.12.02
2018年12月|毎日自由な
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2018.12.01
2018年11月|6年目の「市場で朝めし。」
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2018.10.30
2018年10月|つづく「かもしか小路」
つづく「かもしか小路」 父は、新聞を三部くまなく読むことと スーパーに食べたいものを自分の分だけ買いに行く以外に一日中何もしません。 あまりなにもしないので母は一日に何度も大声で怒っています。 よくこんなに明るく怒られる… 続きを読む 2018年10月|つづく「かもしか小路」
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2018.10.30
2018年9月|飯森峠
「飯森峠」 隣の陸前高田には唐桑トンネルを通って三陸道を走り、20分くらいで着きますが 藤太郎おじいさんの頃は飯森峠を越えて矢作へ貫け陸前高田へ 運搬車でおそらく片道3時間以上かかったのではないでしょうか 昭和の初めころ… 続きを読む 2018年9月|飯森峠
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2018.10.30
2018年8月|南極のごはん
「南極のごはん」 先日気仙沼の鼎店でお食事なさったお客様が 南極観測越冬隊員として行ってこられたとのことでつい面白くてたくさんお話をお聞きしました。 曜日の感覚が薄くなるので 金曜日はカレーライス昭和基地での残り時間を残… 続きを読む 2018年8月|南極のごはん
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2018.07.03
2018年7月|夏の台所
「夏の台所」 市場で揚がったばかりの青魚を見つけると わくわくしてたまらない 青魚が大好き この時期 鰹はもちろんだけれど 特に いわしにアジ トビウオも ビシッとしまっていて 青がどこまでも深くなった黒に 光る青い背。… 続きを読む 2018年7月|夏の台所
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2018.06.04
2018年6月|日本橋
「日本橋」 何世代にもわたって受け継がれた店が並び 日本銀行はじめ明治からの建物 以前から日本橋の落ち着きある賑わいに憧れていました。 日本橋の石に刻まれてる里程標には仙台三百五十粁とあります。 京都五百三粁。鹿児島千四… 続きを読む 2018年6月|日本橋
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2018.06.03
2018年5月|カエッテカエッテ
「カエッテ カエッテ!」 私の訛りは相当なものだと自信がありますが、 さらに上を行くこれぞ気仙沼弁のTさんと、この件で盛り上がりました。 県外からおいでお客様をおもてなしするために出迎えたTさん。 お客様がTさんへお土産… 続きを読む 2018年5月|カエッテカエッテ