2015.01.05
ついたち弁当
斉吉の本店では、毎月ついたち(1日)だけのお弁当があります
先月も、おかげさまで無事に暮らせましたというお礼の気持ちをのせて作ります
震災の後 1年以上も 作れずお休みしてしまいましたが、
復活できたことを 一番に喜んでいるのは私たち社内のみんなかもしれません
あれこれ 季節ごとのおかずを作ってお弁当箱に詰めます
店も こうばも人ですから 毎月さまざまなことがあります
無事に仕事ができて お客様に商品をお届けできたことは
自分たちの力だけではないと感じます
今月もみんな元気で働けた 商品が作れた お客様に買っていただいた 喜んでいただいた 給料が払えたし、仕入れしたお代が払えた
神様を 拝むのと似たような気持ちです
気仙沼は漁師町で昔から 「ついたち十五日」といって、漁船の乗り組み員さんの家族が船頭さんの奥さんを中心に航海の安全と大漁満足を祈願するため、そろって神社へお参りをしたのが 1日と15日の習わしです
人ですから いろいろなことがあります
おどろくことばかりの時もあります
なんでも ふたを開けてみないと分かりませんが
わからないから 面白くて 次のふたをまたあけてみたくてたまりません
きっと良い一年でありますように
どうぞ今年もよろしくお願いします