2014.01.07
手仕事
梅干しばばぁ と いう 言い方がありますが
これは おばあちゃんが 梅干しのように しわしわで 残念な感じを 言っているのではない と うちの ばっぱは 言っています
梅干しは 長い年月をかけて 熟練した おばあさんが 漬けたほうが美味しい からだ そうです。そうゆう おばあちゃんの手からは 何か目に見えない良いものが 出ているに違いない といい
そうかもしれない と 思うことが よくあります。
おにぎり は とくに そうで ばっぱの が いちばん うんまいです。
漬けもの名人のおばあちゃんは 左手に白菜を持ったら その瞬間 右手で その白菜の重さにぴったりの塩を握ると 聞いたことがありますし
若くても、盛屋水産の一代さんは ちょっと見るとアイドルのようにかわいいけれど 手はずっと牡蠣むきをしている手で 手をみて一代さんが益々 美しく感じます。
伝統工芸は その作業を みるだけで
素晴らしさに 息をのみます
毎日の手仕事の中で 磨かれる 人の技は
技そのものや生み出されるものの魅力に加え そこまでの 長く積み重ねた時間 や物語を思います
私たちも70を 過ぎたら何か良いものが にじみ出るような 手になれるでしょうか
今年も 手仕事で 毎日が 重なります。
安全で 丁寧な 毎日が 重なりますように