2018.10.30
2018年8月|南極のごはん
「南極のごはん」
先日気仙沼の鼎店でお食事なさったお客様が
南極観測越冬隊員として行ってこられたとのことでつい面白くてたくさんお話をお聞きしました。
曜日の感覚が薄くなるので
金曜日はカレーライス昭和基地での残り時間を残り3カレーとか1カレーとかいうそうです。
遠洋まぐろ船でも、似たような話を聞いたことがありましたし
気仙沼からオーストラリア西岸のフリーマントル沖へ行くまぐろ船も多いのですが
南極観測船しらせは、フリーマントルから出港すると聞いてますます親しい気持ちになりました。
なかでも「ミッドウインターフェスティバル」の話です。
越冬隊員の方々それぞれの研究ミッションは期間が限られた中で行われるため
厳しいスケジュールのことも多く、さらに冬至が近づくと太陽を見ない日も続きます
南極の冬至6月21日越冬生活の折り返しの日マイナス40度 最も寒くつらい時期。
その時に開催されるお祭りでみんなで美味しいごちそうを食べるのだそうです。
この日のために日本から正装も持参してドレスアップ
同行しているシェフの作るフルコースの美味しいお料理を頂く晴れの日が
ミッドウィンターフェスティバル
各国の基地からも同じように招待状が届くそうです
「食卓を囲んで美味しいものを食べる」は体にも心にも力をくれるのだという話に
自分たちの仕事を重ねて考え嬉しくなりましたし
震災の後電気が来ないので冷凍庫に入っていたあわびを食べて笑い合ったのを思い出しました。
美味しいたべものをお届けできるよう、ますますがんばっぺ