2021.03.02
2021年2月|笑う門に
高校の頃、町の中を「男子高生と2人並んで天に向かって大口を開けて笑って歩いていた」と
知り合いのタクシー運転手さんが母に話したらしく
家に帰って両親にものすごく叱られた。(当時箱入り。男子高生というのがダメ)
同じ頃
授業中一番後ろの席で隣の子と話が盛り上がり、つい笑った私の声が先生に聞こえ
「そこ2人うるさい!廊下に立ってろ」と叱られた。(1度2度ではない)
当時から、私は声のボリューム調整機能がなく
ひそひそ話など、最も不得意。
さらにまた、お茶のお稽古中
しーーんとして笑い声などもってのほかという場面。と思った瞬間に
笑いがこみ上げ、汗をかきながらなんとか堪えようとして
堪えようとすればするほどこみ上げる。(なにが可笑しいということはない)
ついに笑いは爆発して、お師匠様に叱られ、お稽古は中止
自分の結婚式
あまり記憶がない、高砂の席に座っているときに
ご来賓のお客様が、「歯を出して笑いすぎだ」とこっそり叱られた。
きっと嬉しかったのだ
それなのに
今は一家にひとりの鬼のようになった。社内のだれもが鬼でうなづく。
福は内 鬼は外 笑う門には福来る
先代は 福は内 鬼も内と言ってくれた。