2024.07.04
2024年7月|食文化は何だべ

辛口といわれる仙台味噌で育ったから
先日行った四国松山の麦みその味噌汁はだいぶ甘く感じた。
宇和島の鯛めしは、この頃気仙沼に水揚げされる白身の魚でも真似してみたい、
美味しいなぁ。
じゃこ天は宮城の笹かまぼこと比べると、
薄くて硬め(近頃の笹かまの流行りが厚くてふわっとしたものが多いから、特にそう感じた)なのだけど、
これはきっと薄いのが美味しい。
2日の滞在中2回も買って食べた。
フランスではロワール地方の人たちはバケットに塩入りのバター、
無塩バターを食べる地域の人たちと好みがはっきり別れるそう
インドネシアではあんなにたくさんのスパイスで大辛のお料理なのに
日本のわさびは辛くて全く食べられないって言うし
旅をすると、朝から晩までいろいろなものを食べる。
ずっと匂いを嗅いで食べている。
食べ物はその土地に根差した理由があって時々歴史にも関わっている。
その土地の人たちの身体を、長い間には考え方や心も作っていると感じられるから
知れば知るほど、食べれば食べるほど面白くてたまらない。
そう、宮城県に(宮城と岩手の県南)他にないお菓子「がんずき」がある
なぜかタイプの違う2つがあって 片方は蒸しパンのような、もう片方はういろうのような。
どうして、ここにしかないのだろう
食べ物への興味は止まらない。
動く、食べる、考えるです。